
信頼できるWeb業者の選び方
「知り合いの紹介だったから」「とりあえず安かったから」
そんな理由でWeb業者を選んでしまうと、あとで痛い目を見る可能性が高いです。
良いWeb業者を見極めるには、デザインや提案書の“見た目”じゃなく、中身を見る目が必要です。ここでは、選ぶ際に必ずチェックしてほしいポイントをお伝えします。
①「成果」の定義が明確になっているか?
Web業者に相談する時、「売上につながるようにしたい」と伝えるのは当然ですよね。
でも、「じゃあ、その成果をどう計測するか?」を数字ではっきり示してくれる業者でなければ危険です。
たとえばこんなやりとりができるか、見てください:
❌「アクセス増えますよ」←これだけでは不十分
✅「Googleマップからのルート検索数」「LINE経由の予約数」など、具体的な指標を提案してくれるかどうか
② 運用後のサポートや改善提案があるか?
契約前に「納品して終わりです」という雰囲気があれば要注意。
Webは“作って終わり”ではなく、育てていくものだからです。
- ・投稿ネタのアドバイスがあるか
- ・定期的なアクセス解析やレポートがあるか
- ・改善案を自ら提案してくれるか
このあたりがチェックポイントです。
③ 「自社の成功事例」だけでなく、「他社の失敗例」も話してくれるか?
良い業者ほど、自分たちの成功だけでなく、うまくいかなかった事例も正直に話してくれます。
なぜなら、そこにリアルな経験値があるから。
「これをやったら失敗する」という情報こそ、最も価値があります。
④ 制作物の「更新しやすさ」まで考えてくれているか?
「今月のキャンペーンを自分で変えたい」「写真を差し替えたい」
こんな時に、いちいち業者に頼まないと出来ないような仕組みでは困ります。
- 自分たちで更新できる設計かどうか
- LINEやマップの運用もサポート範囲に入っているか
ここも必ず聞いてください。
選んではいけないWeb業者の特徴
「任せてください、全部やりますよ」
こう言われて安心したのに、フタを開けたら**“ほぼ放置”**。
よくある話です。
ここでは、実際に相談を受けた事例を交えながら、関わると損をするWeb業者の特徴を紹介します。
事例①:「毎月更新します」と言われたのに、放置された
ある整体院のオーナーが月額2万円の契約でWeb業者に依頼していました。
契約時には「ブログ投稿・マップ更新・LINE連携も全部やります」と言われたのに、
実際は3ヶ月で1記事しかアップされず、マップも何も更新されていない。
オーナーが指摘すると「ご要望があれば対応します」と返されて終了。
❌ 指摘しないと動かない業者は、基本やる気がないです。
事例②:「デザインはいいけど、予約が増えない」
別の美容室では、オシャレなホームページを作ってもらったものの、
Googleマップの最適化もLINEの導線設計もされておらず、予約は全く増えず。
しかも、内容を変えるには「別料金です」と言われ、何も改善できない状態に。
❌ デザイン重視で“導線設計”がない業者は、集客効果ゼロ。
事例③:「〇〇というツールを入れればOK」と言うだけの業者
「このSEOツールを入れれば上がります」「この予約システムで解決できます」など、
ツールを導入して終わり、という業者も危険です。
ツールはあくまで“道具”。
使い方・導線・更新フローが設計されていなければ、宝の持ち腐れになります。
見抜き方のヒント:初回相談時にこう聞いてみてください
- 「実際、これまでに成果が出た具体例を教えてもらえますか?」
- 「逆に、うまくいかなかった事例ってありますか?」
- 「仮に売上につながらなかった場合、何を改善提案してくれますか?」
ここで曖昧な答えしか返ってこなかったら、その業者はやめておきましょう。